「勉強できない」が「できる、楽しい!」に変わるには-第2回-
こんにちは。愛媛県松山市の生徒の考える力を育む集団指導塾、学習塾ComPassです。
【前回の投稿】
「勉強できない」が「できる、楽しい!」に変わるには-第1回-
前回、「勉強できない」が「できる、楽しい」に変わるために
大事なことは「それって真実?」と問いかけること、とお伝えしました。
その中でも重要な
事実と向き合う、ということの3つの鍵について今日はお話しします。
「できない」が思い込みかどうか確認するために
まず、1つ目の鍵。
それは「基本ができているか」ということです。
よく、
「うちの子、応用ができなくて〜」と聞くことがあるのですが、
みなさんはご存知でしょうか?
応用は基本と基本の組み合わせです。
真に基本がわかっていれば、応用問題は解けるようになります。
①簡単な例題や一問一答問題
②計算
③英単語・漢字・語彙
これらがまずはできているかどうかチェックしてみてください。
それができていなければ
本当に「できない」状態なので、
どうやっていくか一からやり方を教えていく必要があります。
そして、できるように根気強く付き合っていく必要があります。
逆に、それらができている状態ならば、
「できない」というのは思い込みの可能性が高いです。
知識と知識が断片的になっていて、繋がりがないだけですので、
一度、知識の組み合わせ方がわかると、
パズルのピースがはまっていくようにスルスルとできていきます。
「わからない」時の対処は?
2つ目の鍵です。
それは「人に聞くときのコツ」。
解けない問題が出てきた時、
自力で解決できなければ参考書やテキスト、教科書を見て確認するか、
あるいはそれもわからなければ誰かにその問題を質問しますよね?
その時に大切な3つのポイントがあります。
①「ヒント」だけを聞くこと
よく、「わからない」と思うと思考がストップしてしまい、
1から10まで相手に聞いてしまう人がいます。
しかし、それでは頭を使っていないので、
人の説明を聞いてわかった気になっているだけで、実際にはわかっていないことがほとんどです。
まずはやり方・考え方のすべてを聞かずに、
ヒントだけ教えてもらいましょう。
②質問力のある人に聞くこと
聞く相手によっては
こちらがヒントだけ聞くつもりでも、
「ここはこうでこうでこうなって…」と
親切心からすべてを教えられてしまいます。
それでは本人のためにならないことは明白なので、
すべてを教えるのではなく、
質問で自分の考えを引き出してくれそうな人を質問相手に選びましょう。
友達に聞くと、
ほとんどの場合は親切心からすべてを説明されてしまいますので、
自分がよほど意識してその後、脳みそに定着させるための行動を考えないと
教わったことは頭に、全く入っていないことが多いです。
(説明した方は説明力が上がるので力がつきますが。笑)
③自分が説明できるまで聞くこと
友達に聞いた時、それを脳みそに定着させるためにどうすればいいか?
「自分が説明できるまで聞く」ということが大事です。
友達に聞いた後、
自分の説明があっているかどうか、
今度は自分が説明して人に聞いてもらってください。
悩むことなく、説明できれば理解している可能性が高いです。
本当に脳に定着させるために
最後に3つ目の鍵。
それは、「手を動かす」ということです。
結局のところ、
真にプリントやテストでできるようになるためには
手を動かして、実際に書けるかどうかを確認してください。
なぜって?
テストは口頭質問ではなく、筆記ですよね。
頭でわかっていたつもりだけど、いざ書くってなると…という場合がよくあります。
例えば、数学なら説明を聞いた後に類題を解く。
例えば、暗記なら赤シートや口で覚えたとしても、
最後は手で書いてわかっているかをチェックテストする。
例えば、覚えられていない問題があったときは、
それがわかるようにペンで印を入れておく。
めんどくさいな、と思っても、
結局それを地道にやっている人が、遠回りなようで実際は定着が早いです。
まとめ
「勉強できない」が「できる、楽しい!」に変わるためには
- 基本ができているか
- 人に聞くときのコツ
- 手を動かす
この3つの鍵を意識してみてください。
3つの鍵の共通点は
「自分の頭を動かしているか?」ということです。
そうすると、
「できない」という思い込みを取り払うことができ、
自分ができない原因が見えてきますよ!
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