令和6年度から愛媛県入試大幅改革!?特色選抜って何?

こんにちは。久米中生の成績アップ専門学習塾コンパスの橘薗奈保です。

2023年10月31日付で、

愛媛県教育委員会より、入試制度改革のお知らせ(詳細はこちら)が発表になりました。

その内容のポイントと当塾の見解をお話しますね。


特色入学者選抜の開始

現行の推薦入学者選抜は廃止になります。

その代わりとして、新たに始まるのが

特色入学者選抜】。(以下、特色選抜)

 

では、特色選抜とは
どのようなものなのか見ていきましょう。

 

特色選抜のポイント

 

① 学校長の推薦が不要

② 募集人員枠の拡大

③ 各高校が特色に応じた項目で検査

 

上記の3つがポイントになります。
1つ1つのポイントについて、もう少し詳しく説明しますね。

 

 

学校長の推薦が不要

今までの推薦入試では、各中学校内で推薦希望者を募集した後、
学校内でのセレクションがありました。

そして、そのセレクションに通り、
中学校長の推薦をもらえた人のみが出願できていました

 

しかし、「特色選抜」では中学校長の推薦は不要。
つまり、出願したいと思った全員が出願できます。

 

これは多くの受験生にとって、
公立高校入試を勝負するチャンスが増えた、と捉えることもできます。

今までは
学校で推薦なんてもらえないよ…と一般入試一発勝負で臨んでいた生徒にとっては
挑戦する価値がありますよね。

 

 

募集人員の拡大

挑戦するチャンスが増えたと言っても、
推薦のときと同じように、どうせ5~15%程度しか合格できないんでしょ?

そう思ったあなた!

 

いえいえ、
「特色選抜」の募集人員の枠は推薦入試より広いです。

推薦入試の枠は普通科・理数科で定員の5~15%,工業や商業で定員の20~30%

それに対し、「特色選抜」の枠は普通科・理数科で上限30%,工業や商業で上限50%まで増えます

言い換えると、
一般選抜の枠がせまくなりますので、
ぜひ、特色選抜、一般選抜のどちらも出願できる準備をしておきたいですね。

 

各高校が特色に応じた項目で検査

そもそも、特色選抜って何をやるのか、
気になりますよね。

 

検査項目については以下の通りです。

 

①調査書等

②作文、小論文、面接または集団討論、プレゼンテーション、実技テストの内、各高校が選択して実施

 

今までのように、
特色選抜も調査書は必要です。
つまり、今まで通り定期テストはしっかり勉強して臨み、
学校の授業内容を適切なタイミングで身につけていく必要がありますね。

 

 

 

 

そこに加えて、
小論文やプレゼンテーション、これが今までの推薦入試にはなかったものになります。

 

小論文については、今までの推薦入試とは違い、

数学的な思考力や計算力、英語による表現力等を問う出題を含む可能性もあるそうです。
トップ校はこの検査方法を実施する可能性が高いのでは?と推測しています。

 

また、プレゼンテーションについては

〇自分の個性や能力、高校生活に向けた意欲などを具体的な事例を交えて発表する問題
〇地域や国際社会における諸課題とその改善策などを発表する問題

などを予定しているようです。
発表後に、発表内容についての質疑応答を行う場合もあるようですね。

 

小論文、プレゼンテーションのいずれにしても、

基礎学力を持っているのはもちろんのこと、
身の回りのことについて興味を持ち、
自分の意見を述べることが求められるのではないでしょうか。

 

どういう対策をしていくの?

当塾では、

知識を整理し、筋道のとおる形で言語化し、相手にそれを伝えられるようになる

「方眼ノート1DAYベーシック講座」を定期的に開催しています。

 

 

塾生は、中3の春に必須科目で、
この講座で、プレゼンテーションであったり、小論文等の型の作り方であったり、
そういうところも含めて手渡しています。

 

ですから、
入試制度が変わるからと慌てる必要はありませんよ。

現・中2生は今まで通り
まずはすでに知っている方眼ノートの使い方で、
思考を掘り下げていくノートを定期的に書いていきましょうね!

そして2024年春、
ますますノートの書き方と自分自身が進化するのを楽しみにしててください♪


方眼ノート1DAYベーシック講座について

こちら、塾に通っていない外部のお子さんや他塾のお子さんでも受講できます。

「興味がある」
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と思われたら、
日程を調整しますので、ぜひ公式LINE(https://lin.ee/CsX5Pff)にてお問い合わせくださいね。

 

 

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