なぜ、中学へ向けた英語準備が英語嫌いを防げるのか?
こんにちは。久米中生の成績アップ専門学習塾コンパスの橘薗奈保です。
小学校6年生のみなさん、4月よりいよいよ中学校入学ですね。
昨年度から中学校の学習指導要領が改訂されて、
なんだか今の中学生は習うことがたくさんあるみたい!
特に英語は親世代よりも単語数も増えてるって聞くし…
入学して大変そうなら塾探しをしようかしら?
なんて思っていませんか?
実は、
英語嫌いを未然に防ぎ、
入試英語に対応できる力をつけるために大事なことがあります。
それは
【基礎工事をする】ということ。
特に重要なのは
【中学入学準備】なんです。
どういうことか?
家を建てるときをイメージしてみてください。
基礎工事をしていない土地の上に、建物だけ建てていったらどうなるでしょう?
そんな家、とてもじゃないけど住めないですよね。笑
英語の学習も同じで、文法の基礎をしっかり理解しておかないと、
その後の新しい文法を習う度に理解できないことが増えていきます。
基礎を定着させるベストタイミングは実は中学入学準備の時期なんです。
なぜ、中学入学準備段階がベストタイミングなの?
中学1年生の終わり~中学2年生にかけて塾探しをされる方には
「英語が得意でない」「英語が好きでない」
という方が多くいらっしゃいます。
なぜ、いつの間にか英語嫌いになっているのか?
それは、中1段階で英語の基礎工事ができておらず、
土台の固まってない上に新しい内容を学習しているからです。
土台が固まってないとは、具体的には
〇中1が終わる頃になってもbe動詞には「am,are ,is」があることが言えない
〇否定形は全部「don’t」をつけると思っている。
〇どんな主語の時に動詞に「s」をつけるのかわかっていない。
などです。
土台が固まってないと英語嫌いが加速するのはなぜかというと…
例えば、中2になると「受身」という単元を習います。
【能動態】
He wrote this book.
彼がこの本を書いた。
↓
【受身の文】
This book was written by him.
この本は彼によって書かれた。
というように、受身の文はbe動詞+過去分詞に直します。
ここで、
中1段階でbe動詞には「am,are ,is」があって、主語によってつけるものが変わる。
それを過去形に直すと「was,were」になる。
とわかっていない生徒は、
そう、わかりますね。
【過去分詞の前に何をつけるか】
がわかっていないので、
受身の文が出てくる度に間違えるのです。
そんな現象が新しい単元を学ぶ度に起きていき
本人が「英語に全然ついていけてない」という感覚になった頃には、
すでに膨大な文法事項の抜け漏れがある状態になっています。
そして、それらを補いながら新しい単元を学んでいくのに本人が大変な思いをすることになります。
ですから、
躓いてもすぐに修正できる、「中学準備段階」で基礎をしっかり固めておく必要があります。
気づかないうちについていけてない、という現象が起きる?
実は、本人が英語で全然ついていけてない状態になってる、
ということは親の目からみるとわかりづらいんです。
それはなぜかというと、
意外と学校のテストの点数は取れてるから!笑
取れる原因は、
〇並び替え問題を感覚で解いて正解している
〇リスニングはなんとなく意味がわかるので答えられてる
〇教科書を丸暗記していれば答えられる問題がある
などがあります。
その結果、
フタを開けてみれば実は全然文法を理解してない!となり、
入試に向けた英語の勉強でとても苦労することになります。
中学準備段階から基礎工事を始めるとどうなるか?
では、中学準備段階から、
入試に向けた英語の基礎工事を始めるとどうなるか?
❌自分が何をミスしているのかわからない
↓
⭕前の単元の抜け漏れがないので、自分のミスした原因にすぐ気づける
❌なんとなく”で読解問題を解いているので点数に安定感がない
↓
⭕1つ1つの文法を理解しているので、入試直前期に安定して点数を取れるようになる
❌学校の授業は楽しいが、テストの点数は取れない
↓
⭕理屈を理解しているので、授業も楽しみながら、テストの点数も取れる
というように、
目の前のテストだけでなく、
入試を突破できる英語力を伸ばしていくことができます。
ですから、
「うちの子には、英語でつまづいてほしくない」
「高校入試、ひいては大学入試で英語を苦手教科にしてほしくない」
と思われるお母様は
ぜひ中学入学前の今の段階から、
本格的英語学習をスタートさせてあげてください。
学習塾コンパスの中学準備講座
学習塾コンパスでは、2月28日(火)から中学英語の基礎学習も含めた
【中学進学準備講座】がスタートします!(詳細はこちら)
中学入学前のこの時期に準備をしておきたい、と思われたら、
ぜひ参加をご検討くださいね。