わが子に合った塾の選び方①【集団指導とは】
皆さん、こんにちは。
愛媛県松山市久米地区の学習塾、学習塾ComPassの橘薗奈保です。
9月は実は新しく塾を探していたり、転塾を検討している人が意外といる時期です。
当塾でも9月に入ってすぐに体験の申し込みにいらっしゃった方が3名います。
そこで、今回から数回に分け、塾の選び方についてお話します。
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【目次】
塾の指導方法はどんなものがあるの?
指導方法は大きく分けて3つの種類があります。
①集団指導
②個別指導
③自立学習
それぞれの指導方法の特徴を知り、どの指導方法が自分の子どもに向いているのかを検討しましょう!
集団指導の長所(メリット)
集団指導は名前の通り、集団で指導する、いわば学校のようなスタイルの授業です。
クラスによって、塾によって、人数は異なりますが、少なくて5名ほどから多くて20名以上のクラスもあります。
この指導法の長所は、4点あります。
①個別指導、家庭教師などと比べて月謝が安い。
②プロの講師が指導していることが多い。
③仲間と切磋琢磨して学習できる。
④学校の授業や個別指導等と比べてスピード感のある授業。
①個別指導、家庭教師などと比べて月謝が安い
集団指導は圧倒的にプロの講師が指導しているケースが多いにも関わらず、月謝はアルバイトが指導していることの多い個別指導よりも安いです。家計にとってはやさしいといえます。
②プロの講師が指導していることが多い
集団指導においては、プロの講師、塾講師・学校の先生経験者のアルバイトが担当していることがほとんどです。
なぜなら、人数が多ければ多いほど、1人1人の生徒を把握する力が必要だからです。
きちんと教え方を研修されたことのある先生のため、安心して授業を受けることができます。
しかし、プロといえど、教え方のクオリティは講師によって異なります。必ず体験授業を受けて確認しましょう。
③仲間と切磋琢磨して学習できる
ライバルが同じクラスにいたり、ミニテストの点数が貼り出されたりすると、「負けないように頑張ろう」と思え、やる気がわいてきます。また、お互いができるようになろう・みんなで志望校に合格しよう、という一体感も生まれやすいです。
数学や国語など、思考力が問われる問題を扱う際には、色々な人の意見を聞くこともでき、解法の引き出しが増えていきます。
クラスが複数ある塾では、学力別にクラス分けされているケースも多いため、「上のクラスを目指そう」という意識になりやすいです。クラスのレベルに合った指導を受けることもできます。
④学校の授業や個別指導等と比べてスピード感のある授業
どの集団指導塾でも学校の授業と比較するとスピード感を持って授業をしているため、ボーッとしている時間が無く、グっと集中して学習することができます。「少し速いな、集中して参加しないと!」と思える位の早さが学力を伸ばす上ではちょうど良いと考えましょう。また、予習型の授業が多いため、学校で授業を受ける際に理解度が高まります。
集団指導の短所(デメリット)
集団指導の短所は、次の 点が挙げられます。
①個人個人に合わせた授業スケジュールにはできない。
②合わない先生に当たっても、簡単に変更できない。
③周りが向上心が低い人ばかりだと、授業がうるさい・やる気が沸かないという可能性がある。
④スピードが速く、置いていかれる可能性がある。
①個人個人に合わせた授業スケジュールにはできない
集団授業ですから、当然、個人の都合に合わせた授業スケジュールにはできません。部活等で1日参加できなかったなどの理由の場合、補習を組んでくれるケースもありますが、リアルタイムの授業の完全再現はできないと考えておいた方がよいでしょう。
②合わない先生に当たっても、簡単に変更できない
個人塾の集団授業の場合、教室経営者が指導していることがほとんどですので、体験を受ける際に合わなければ入塾しなければよいですが、大手塾の集団指導の場合、1つのスクールに数名の講師が在籍しています。例えば数学を担当する講師が2名いて、「自分のクラスは自分と合わない先生が担当になった!」という場合もありえます。その場合、よほどクラス全体とその講師との相性が悪ければ変更になる可能性もありますが、自分の意見だけでは講師を変えることはできません。
また、大手集団塾では転勤があるため、去年までの先生が良かったけど、今年から突然先生が替わった!ということもあります。
③周りが向上心が低い人ばかりだと、授業がうるさい・やる気が沸かないという可能性がある。
一口に集団指導塾といっても色々あります。塾によって、またはスクール(教室)によって雰囲気はまったく異なるとお考えください。お子様に必ず体験授業を受けてもらい、自分と合った雰囲気なのか、集中できる雰囲気なのか、を必ず確認しましょう。
④スピードが速く、置いていかれる可能性がある
ゆっくり解いて理解をする生徒の場合、集団授業のスピードの速さに驚くかもしれません。集団授業ではクラスの真ん中よりちょっと上の生徒に合わせて授業をしているケースが多いです。置いていかれた場合に、そのまま取り残されてしまう可能性もあります。
また、「数学は中1の単元から全然できていないな」と判明しても、集団授業の中で1人だけその単元まで戻って復習する、ということはできません。
集団指導塾に向いている人、向いていない人
では、どんな人が集団指導塾に向いていて、どんな人が向いていないのでしょうか。
<向いている人>
①みんなと刺激し合いながら学習をしたい人
集団授業では1クラスに多くの生徒が在籍しています。他のできる人の解法を聞いたり、競い合ったり、刺激し合って学習できるのは集団指導塾ならではです。
仲間と切磋琢磨して成長したい人にはとても向いています。
②学校の授業を遅いと感じている人
遅いと感じているということは、自分にとって少し物足りない状態です。
その点、集団授業はスピード感のある授業のため、向上心のある人にとっては心地よい・楽しいと感じるはずです。
<向いていない人>
①自分のペースで勉強したい人
集団授業では、学校の授業より速いペースで授業が進んでいきます。ゆっくりと自分のペースで理解していきたい人にとっては速くてついて行けなくなる可能性があります。また、集団授業ではそのクラスの真ん中より少し上の学力の人に合わせたスピードで進めていることが多いです。突出して理解力があり、できる人にとっては、逆に進むスピードが遅くて物足りなく感じるかもしれません。
②前の学年の復習がしたい人
集団授業では、基本的には学校の授業の予習をするスタイルで授業をしているところが多いです。前の学年の内容から躓いていて、復習から始めたい人にとっては、授業スタイルが合っていないと言えます。
まとめ
集団授業は仲間と切磋琢磨して学力を伸ばしていく授業です。
そのような活気ある授業が気になっている人は、集団授業スタイルで授業をしている学習塾を一度体験してみましょう。
<学習塾ComPassの授業スタイル>
学習塾ComPassも集団授業で授業を進めています。
数学・英語は集団授業でありながら、後半の演習タイムになると、プリントで個別に弱点潰しを行います。講師が一人一人のスピードや理解度に合わせてアドバイスをしますので、理解している人は黙々と多くの問題を解けますし、理解が遅れている人はプリント演習できちんと理解をしていくことができます。
また、理科・社会は講師のオリジナル作成によるスライドで授業が進んでいきます。ただ、テキストのまとめページに色ペンを引いていくだけの授業ではありません。みんなで声を出して覚えたり、時にはクイズ形式で問題が出されることも。前を向いてグッと集中して授業を受けることができます。
他の塾とComPassの授業を比較してみたいという方、ComPassの授業を受けてみたいという方、ぜひ2週間の無料体験授業を受講してみてください。