定期テストの傾向変化!?対処するには?
こんにちは。愛媛県松山市の生徒の考える力を育む集団指導塾、学習塾ComPassの橘薗(たちばなぞの)奈保です。
久米中学校では先週、1学期の期末テストが終了しました。
今週からドンドンテストが返却されていると思いますが、結果はいかがでしょう?
今日は、定期テスト問題を見て感じたことをお伝えしたいと思います
定期テストの出題傾向が変わった?
学習指導要領の改訂について
皆さんは、今年度、中学校の学習指導要領が改訂されたことをご存じでしょうか?
新しい学習指導要領等が目指す姿- 文部科学省
(https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/siryo/attach/1364316.htm)
この中で現代を生きる子どもたちに求められている力、
それは、「知っていること・できることをどう使うか」という力です。
詳細は文部科学省のHPをご覧いただきたいのですが、
つまり、今までのように「テストで語句が答えられるだけ」ではダメということです。
改訂を受けてのテストの変化?
今回、中2生が社会のテストを見せてくれた際に、
「あれ?ちょっと傾向が変わったな」と感じた問題があります。
① 資料中の傍線「バテレン」は何を表した言葉か答えよ
これは従来なら、
Q.豊臣秀吉がキリスト教を禁止するために出したものは何か。
A.バテレン追放令
というような一問一答形式の出題が多かったものなのですが、
今回の出題だと、この単元を学んだ時に「バテレンって何だろう?」と疑問を持ち、
それが宣教師であることを理解していないと答えられません。
② 大名配置図を読ませ、「この大名配置が参勤交代の実施において外様大名に与えた影響について説明せよ。」
これは従来なら、
Q.参勤交代が定められた結果、どうなったかを説明せよ。
というような「参勤交代をなんのために行っていたか」がわかっていれば素直に答えられる問題でした。
しかし、資料を読ませてワンクッション置くことで、少し答えづらいと感じた生徒もいたかもしれません。
どうやってテスト勉強をすれば良いの?
今のような問題を見て、
「じゃあ、これからどうやってテスト勉強していけばいいのだろう?」
と感じた人もいるかもしれません。
しかし、テストの大半は従来通りの語句を答えさせる問題や、愛媛県入試に合わせた語句指定のある説明問題や、資料が何を表しているかわかっていれば答えられる問題ばかりです。
基礎的な用語をしっかりと理解していれば、80点を超えることは可能です。
「知っていること・できること」を使って答えられるようになるには?
では、80点以上を目指していく人たちが、どのように勉強していけばよいのか?
それは、定期テスト直前の付け焼き刃では達成できません。
日頃の学校の授業の受け方が重要になってきます。
「なぜ、そのような事が起きたのか?」
「〇〇とはどういう意味なのか?」
と授業を受けて疑問に思ったことを調べたり考えたりして答えを導き出していくことが必要です。
高得点を狙いたい人、
成績アップしていきたい人はそこを意識して学校の授業を受けてみてください。
考える力を育むために当塾が取り組んでいること
テスト前に慌てて勉強しなくても、
「どうしてそうなるのか?」と考え、解決する力を学習塾ComPassでは手渡しています。
それが「方眼ノートforKIDS」という講座です。
(詳しくは「方眼ノートforKIDS実施しました」の記事をご覧ください)
こちらは塾生になると皆さん受講していただく講座になるのですが、
外部の方でも受講することができます。
講座を受講し、
学んだことを続けていくと、
授業中に集中して取り組むことができるようになり、
〇〇することが上手になります。
その結果、テストでも「知っていること・できること」を使って考察して答えられるようになります。
こちらを春に受講し、
そこで学んだことをコツコツ続けていた結果、今回のテストで爆発的に点数が伸びた生徒の話を次回のブログでお話ししたいと思います。
※forKIDSの次回開催は7月中旬を予定しております。
詳細は改めてブログを更新したいと思います。